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漫画家を目指す人は子供の頃から暇があれば漫画を書いてるが、今年23歳の直樹の自由帳にも可愛らしい原稿がびっしりと詰まっていた。しかし、幼少期から漫画家になることを夢見ていたわけではなく、決心したのは大学二年生になってからだった。全ては自分が書いた漫画を兄に見せて、「真剣に漫画を書き続けるなら、IPadを買ってやる」と言ってもらった時から始まった。
その日以来漫画を書くことに専念し、頻繁に自分の9万人のツイッターのフォロワーに4コマ漫画をシェアしている。直樹はワンアイデアから話を膨らませる才能があり、2021年には「ウンコが登場したら即終了するマンガ」というシンプルで痛烈に面白い作品がコロコロコミックス新人コミック大賞で佳作を勝ち取った。話の肝になるアイデアが湧かない時は散歩したり、ボーっとすることで頭を空っぽにしてから落書きをする。その一枚から無限のストーリーを思い浮かべるのだ。
好きな漫画は80年代のものだが、自分の絵はデフォルメが強くて可愛らしいギャグ漫画と、コントラストが面白い。古いと逆に新鮮と感じると言って、おーい竜馬の単行本を嬉しそうに見せてくれた。今ではギャグ漫画を書いているが、将来はシリアスな内容の漫画も書いてみたいと話していた。
漫画家として食べていくと決心した直樹だが、現在は生活費を賄うためにバイトもしている。賞を取った人でも漫画だけで食べていくのは難しいのだ。週刊連載を始めて、漫画を100万部売り、自分の漫画をアニメ化させる夢を持って今日も直樹は漫画を兄からもらったiPadで描き続けている。

Portfolio

年齢: 23
バイト: 漫画関係のバイト
好きな漫画:
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お〜い竜馬!
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めぞん一刻
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Dragon Ball
憧れの漫画家:
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鳥山明
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小山ゆう
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ONE
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